この記事のポイント
- 仮想通貨初心者にもハードルが低い
- パンケーキスワップの始められる
- パンケーキスワップのやり方も丁寧に解説
- 実際の運用経過を公開
本記事のみでパンケーキスワップを始める行程がすべてわかります!
ここでは仮想通貨に興味はありつつも、口座もなにも開設したことがない人が「パンケーキスワップで月に数万円貯める不労所得」を手に入れる方法をお伝えします。
とはいえ確実ではないし、リスクがあることは承知の上でおこなってください。
わたし自身、5万円を元手にパンケーキスワップで運用してみたので、参考になれば幸いです。
先にパンケーキスワップの始め方の流れを確認後、5万円運用についてご紹介していきます。
⇒パンケーキスワップの始め方
⇒パンケーキスワップのやり方
⇒5万円の運用をしてみた
COMTENTS
- 1 PancakeSwap(パンケーキスワップ)の始め方
- 2 PancakeSwap(パンケーキスワップ)のやり方・使い方
- 3 PancakeSwap(パンケーキスワップ)で5万円を運用してみた
- 4 パンケーキスワップのステーキングのポイントまとめ
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の始め方
パンケーキスワップの始め方は以下の流れでおこないます。
※筆者であるわたし自身が実際におこなった始め方と同じ流れです。
▼事前準備編
先に以下の必要な口座開設とメタマスク関連を終わらせた方が効率が良いです。
- コインチェック口座開設
- BINANCE(バイナンス)口座開設
- メタマスクをインストール
- メタマスクをBSCに接続
▼実践編
実践編では通貨を購入し送金などしていきます。
- コインチェックでリップル購入
- リップルをBINANCEへ送金
- BINANCEでリップルをBNBに交換
- BNBをメタマスクに送金
- メタマスクをパンケーキスワップに接続(完了)
コインチェック口座開設【準備①】
まずは国内取引所を開設しなければ始まりません。
取引所自体は正直どこでもOKなのですが、今回は初心者でも扱いやすいコインチェックの口座を開設していきます。
詳しいやり方は「コインチェック開設方法」で解説していますので参考にしてください。
簡単5分
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コインチェックで口座開設する手順|簡単5ステップ【完全無料】
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BINANCE(バイナンス)口座開設【準備②】
BINANCE(バイナンス)の口座開設も必須です。
海外取引所の他のどこでもなくバイナンスのみです。
バイナンスに関しても10分もかからず開設可能なのでさくっと終わらせてしまいましょう。
こちらの「バイナンスの登録方法」でわかりやすくご紹介しています。
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参考BINANCE(バイナンス)の登録手順を画像付きでわかりやすく解説【2022年最新】
続きを見る
メタマスクをインストール【準備③】
メタマスクは仮想通貨を保管するためのウォレットです。
メタマスクがなければDEX(分散型取引所)であるパンケーキスワップを使うことができません。
パソコンブラウザなら「chrome拡張機能」、スマホなら「メタマスクアプリ」を使用します。
メタマスクのインストール方法についてはこちらの記事でまとめています。
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参考メタマスクの始め方とコインチェックから送金する方法・手順解説【初心者でも簡単】
続きを見る
メタマスクをBSCに接続【準備④】
メタマスクをBSC(バイナンススマートチェーン)に接続しておきましょう。
まだBSCを追加されていない方は、以下の内容をネットワーク情報入力欄にコピペして追加してください。
- ネットワーク名:Smart Chain
- 新しいRPC URL:https://bsc-dataseed.binance.org/
- チェーンID :56
- シンボル:BNB
- ブロックエクスプローラーURL:https://bscscan.com
具体的なやり方を知りたい場合は「メタマスクをBSCに接続する方法」を参考にしてください。
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参考【PC&スマホ】メタマスクをバイナンススマートチェーン(BSC)に接続する方法
続きを見る
コインチェックでリップル購入【実践①】
コインチェックでリップルを購入しましょう。
リップルを購入する理由
他でもないリップルを購入する理由はなんとなくではありません。仮想通貨の中でもリップルは送金手数料が数十円とかなり安いからです。ビットコインやイーサリアムだと数千円かかってしまうので、まちがいなくリップルを購入することをおすすめします。
ここで購入するリップルは、バイナンスに送金したあとにBNB(バイナンスコイン)に交換するときに使います。
コインチェックではリップルを取引所で手に入れることができないので、販売所で購入しましょう。
※コインチェックの取引所で売買できるのはビットコインとイーサリアムクラシック、モナコイン、パレットトークンの4種類のみです。
リップルをBINANCEへ送金【実践②】
コインチェックで購入したリップルをBINANCEに送金します。
コインチェックでまず、「暗号通貨の送金」を選び、送金画面を開きましょう。
続いて必要な情報を入力していきますが、このままコインチェックだけではわかりません。
一度バイナンスの画面で確認しなければいけません。
そのためバイナンスの画面を開いてください。
バイナンスの「上部メニューバー」→「ウォレット」→「現物とフィアット」→「入金」の順で進みましょう。
次に、入金する通貨を選択します。
すると以下のような画面になります。
上記画面の「アドレス」と「MEMO」をコインチェックの画面で入力していくことになるのでコピーして控えておきましょう。
コインチェックに戻り、暗号通貨の送金画面内の「宛先を追加/編集」を選択します。
以下の「宛先を新規追加」に進みます。
先ほどバイナンスでコピーした「アドレス」と「MEMO」はここで入力してもらいます。
通貨はRipple(リップル)、ラベルはBinance(表記は何でもいい)、アドレス、MEMOを入力したら「SNS認証」をして「追加」をクリックしましょう。
画面はもどります。
「宛先」を、いま追加した「Binance」にすると宛先タグも入力されます。
「宛先タグ=MEMO」でしたね。
あとは以下のとおり入力し、「次へ」進みます。
- 送金先サービス名→選択肢に「Binance」がないので「その他」を選ぶ
「その他」を選ぶと具体的なサービス名を入力しなければならないので「Binance」と入力する - 受取人種別→「本人の送金」
- 送金額→送金したい金額
以上でコインチェックからバイナンスへの送金手順は完了です。
BINANCEでリップルをBNBに交換(コンバート)【実践③】
コインチェックから送金されたリップル(XRP)をBINANCE(バイナンス)でBNBに交換する方法についてです。
バイナンスのコンバートという機能を使えば手数料無料でBNBに換えることができるので便利です。
コンバートの方法についてはこちらの「バイナンスでETHをBNBに交換する方法」で解説していますが、画面はETHをBNBに交換するものになってます。
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参考バイナンスでETHをBNBに交換する方法【コンバート機能】
続きを見る
ただ手順は同じなので参考にしてリップルをBNBに交換してみてください。
BNBをメタマスクに送金【実践⑤】
BNB(バイナンスコイン)をメタマスクに送金する方法は、ここまで進んでこれたあなたなら約3分でおわらせることができるはずです。
手順としては3STEP。
BNBをメタマスクに送金
- バイナンスにアクセスする
- メタマスクをBSCに切り替え
←忘れずに! - 送金先アドレスと金額を入力
詳しくはこちらの「メタマスクからバイナンスへBNBを送金する方法」を参照してください。
メタマスクをパンケーキスワップに接続【完了】
メタマスクをパンケーキスワップに接続完了すれば、いよいよパンケーキスワップの運用を始めることができます。
なんてことない簡単な作業ですが、日本語の設定などもあります。
こちらの「パンケーキスワップとメタマスクの接続方法」で画像付きで解説しているので参考にしてください。
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参考パンケーキスワップとメタマスクの接続方法【超簡単5分】
続きを見る
PancakeSwap(パンケーキスワップ)のやり方・使い方
パンケーキスワップのやり方・使い方についてです。
DEXであるパンケーキスワップでは4つの機能があり、そのうち稼げる機能は2つです。
- スワップ
- ファーム(ステーキング)
- シロッププール
- 宝くじ
スワップ(通貨の交換)
スワップでは、メタマスク内の通貨を他の通貨と交換することができます。
スワップ自体は稼げる機能性はないですが、このあとにご紹介する「ファーム」で必要になる機能です。
スワップ
ファーム(ステーキング)をおこなう通貨ペアを2種類用意するために半分他の通貨に交換する、という行程で使います。
PancakeSwap公式サイトの上部メニューバーにある「トレード」→「スワップ」で進むとでてきます。
スワップの詳しいやり方については、「ファーム」のやり方の流れで説明した方がスムーズかと思うので後ほど画像を用いてご説明します。
ファーム~ステーキング
いよいよメインの「ファーム~ステーキング」の始め方についてです。
パンケーキスワップの「ファーム」
「ファーム」はパンケーキスワップでの呼称で、一般的な呼び方は「イールドファーミング」といいます。流動性プールにトークンを提供し、見返りとしてトークンをもらうものです。パンケーキスワップでは「LPトークン」がもらえます。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)のファーム全体の流れとしては4つのSTEPを踏みます。
ファームの流れ
- STEP1:通貨ペアの決定
- STEP2:通貨をスワップ
- STEP3:流動性の追加(LPトークンの取得)
- STEP4:ファームでステーキング
上記のように全体の流れは、『どの通貨ペアで運用するかと決め、必要な通貨をスワップで手に入れ、流動性の追加をしてLPトークンを手に入れます。で、最後にLPトークンを目的の通貨ペアを選択してステーキングできたら年利○○%で報酬を得る』です。
step.1
▼通貨ペアの決定
どの通貨ペアで運用するかを決めていきましょう。
運用する通貨ペアごとに年利が変わり、年利が高いほど、変動リスクが大きくその分損をする可能性が高まります。
反対に年利が低いほど変動リスクが小さく、損をする可能性も低くなります。
ここではおすすめ通貨ペアを初心者から上級者の3段階に分けてご紹介するので参考にしてください。
おすすめ通貨ペア リスクレベル 通貨ペア例 年利(※2022年5月現在) 初心者向け - USDT-BUSD
- USDC-BUSD
- DAI-BUSD
2~10%程度 中級者向け - EPS-BNB
- AXS-BNB
- ERA-BNB
10~50%程度 上級者向け - TINC-BNB
- RPG-BUSD
51%以上 初心者向けは比較的リスクが小さく、大損する可能性が少ない安全通貨ペア、上級者になるほど市場を把握し、リスクを負ったうえで運用するべき通貨ペアです。
初心者向けの通貨ペアの特徴は、USDTやBUSD、ETH、XRPなど主要コインを使ったペアであることがいえます。
また、上級者向けの100%越えはおそらく預けた人の大半は損をしているでしょう。
年利が大きいと、それくらいリスクがあり、運も必要になるのです。
この辺も踏まえてお選びいただけると、失敗も少なくなるかとおもいます。
今回私はそこまで大きな額ではない5万円の運用なので「CAKE-BNB=29%(運用開始時)」に決めました。
2022年5月現在下がっているので買い時といえば買い時?かもしれません。
step.2
▼通貨をスワップ
「CAKE-BNB」の通貨ペアを運用するために、通貨をスワップしていきます。
この時点でBNBしか持っていないので、半分をCAKEにスワップ(交換)する工程です。
その前にここでひとつ注意するべきポイントがあります。
ここに注意!
取引手数料分のBNBは残しておくこと。
パンケーキスワップはBSC(スマートチェーン)を使用しています。
そのためすべての取引がBNB(バイナンスコイン)での支払いになるので3,000円~5,000円残しておくと安心です。
※1回の取引手数料は数十円程度なので自分がどれくらい取引するのかで計算すればOK。
ではあらためて、実際にスワップしていきます。
手順としては、
- 手数料分残したBNBの約半額を入力
- 「スワップ」ボタンでメタマスクが自動的に起動しガス代等確認
- 正しく取引されていればスワップ完了
だけなのでとても簡単ですね。
まず、1.手数料分残したBNBの約半額を入力します。
入力したら「スワップ」を押しましょう。
さらに「承諾」へ。
次にメタマスクが起動するので、ガス代を確認して問題なければ「確認」をクリックします。
このときのガス代は日本円で約31円でした。やはりBSCはEHTのブロックチェーンサービスと比べると(ガス代だけで数千円以上取られる)とても安いですね。
最後、スワップに関してすべて完了したので「終了」でおわります。
この時点で所持している通貨は「BNB」と「CAKE」になりました。
step.3
▼流動性の追加(LPトークンの取得)
ここまでの過程で「ファーム」をおこなう準備が完了したので、次は「BNB/CAKE」を使い、「流動性の追加」をしていきます。
流動性の追加は、ステーキングのためのLPトークンを得るためにおこないます。
LPトークンとは
LPトークンとは、Liquidity Provider(流動性提供者)の略で、通貨ペアを流動性に追加することで報酬として得られるトークンのことです。また、パンケーキスワップにおいて、LPトークンこそがステーキングをするのに必要なトークンとなります。
では「流動性の追加」の手順を解説します。
まず「トレード」→「流動性」→「流動性の追加」の順でクリックしましょう。
画面は変わり、追加する通貨と数量を入力していきます。
今回は「BNB/CAKE」の通貨ペアなので、上の通貨で「BNB」を選択すると下の「CAKE」は対応する数量が自動で表示されます。
続いて「CAKEを有効にする」をクリックしましょう。
メタマスクが自動で起動するので「確認」を押し、パンケーキスワップの「供給」をクリックします。
次の画面では手に入るLPトークンが4.02022だということがわかります。
この段階では4.02022のLPトークンはウォレットに保管されている状態です。
「供給の確定」をクリックすると、メタマスク側でガス代の見積もりが表示されます。
ここの取引では約45円でした。
これまででわかるように、1回のガス代は少ない額ですが積み重ねていくと大きな金額になるのでなるべく少ない取引数でパンケーキスワップを活用することをおすすめします。
ガス代に問題なければ「確認」をクリックして流動性の追加が完了です。
そのLPトークンを、次の手順でファームにステーキングしていきます。
step.4
▼ファームでステーキング
次はファーム内で、先ほど手に入れた「4.02022分のLPトークン」をステーキングします。
ステーキングとは
ステーキングとは、対象の通貨を預けるだけで対価報酬としてトークンを得ることができるDEX特有の運用方法です。頻繁に売買する必要がなく、銀行に預ける年利と比較し、何倍もの利息をもらえることから高い人気を誇るローリスク運用のことです。
ファーム画面を選択しましょう。
ここでもやはり「CAKE/BNB」(※これまでと逆になってますが問題なし)の組み合わせを選択します。
次に「有効にする」をクリック。
ちなみに貯まったCAKEはいつでも引き出すことはできますが、そのたびに数十円の手数料がかかります。
そのため、ある程度日が経って貯まってから一気に引き出すことが最善かとおもいます。
以上でパンケーキスワップのステーキングまですべての行程が終了しました。
なお、ステーキングによって貯まったCAKEはシロッププールで再度預けて複利運用をすることができます。
貯まってきたら次の見出しの「シロッププール」の内容にも挑戦してみてください。
シロッププール
シロッププールでは、PancakeSwap(パンケーキスワップ)が発行しているトークンであるCAKEをステーキングすることで、CAKEを報酬として手に入れることができます。
ただステーキングによるCAKEは貯まるまでに数日かかるので、シロッププールの運用はステーキング後すぐにはできません。
日が経って貯まってきてからプールでの複利運用をはじめましょう。
シロッププールの複利運用については記事作成完了次第、やり方を解説していきますのでお待ちください。
宝くじ
PancakeSwap(パンケーキスワップ)には「宝くじ」という機能があり、ランダムの確率で賞金がもらえることがあります。
宝くじを買うための通貨はCAKEで、1枚5$程度で購入可能、12時間に1度のペースで開催されます。
賞金は購入者数によって変わり、購入金額全体のプールから分配されるというシステムです。
上記画面の「宝くじ券を買う」ボタンから進むと、購入数量を入力し「有効にする」→「今すぐ購入する」で購入が完了します。
あとは楽しみに結果を待つのみです。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)で5万円を運用してみた
2022年5月、仮想通貨市場はコロナや戦争などのネガティブな情勢をはじめ、極めつけはテラ(LUNA)暴落が発生。
一部人気のNFTゲーム銘柄は下支えがあるものの、全体的には低迷期に入っています。
こんな中、パンケーキスワップを始めてみようと、私は運用の準備を進めていました。
いまがどんな状態だろうが、長期的に見て仮想通貨市場は盛り上がること間違いなし(希望半々)なので気にしていません。
それに、元手5万程度ですので全部失ってもだいじょうぶという気持ちでのぞんでいます。
パンケーキスワップ運用歴
約5万円分のパンケーキスワップステーキング運用歴です。
期間:2022年5月29日~
- 1週目:0.389CAKE(約226円)
- 2週目:
1か月経過したら総括的な感想を追記します。
パンケーキスワップのステーキングのポイントまとめ
本記事ではパンケーキスワップのステーキングまでの始め方を解説しましたが、すこし長かったのでここでポイントをまとめていきます。
パンケーキスワップのステーキングを始めるために必要なものは以下でまとめています。
必要なもの